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沖縄の山の形を大きく変えた - 米軍の実弾訓練による山火事、復帰後だけでも616件、焼失面積は3852ヘクタールに及ぶ

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沖縄で頻発する米軍基地内の山火事。

 

基地と自然破壊はセットである。

 

年寄りたちは嘆く。

自然豊かな沖縄の山は、沖縄戦から73年たった今も、常に米軍に爆撃され、銃撃され、焼かれているということを。

 

沖縄・基地白書(13)

「山の形は大きく変わった」実弾射撃で山火事多発 復帰後616件

2018年3月17日 06:00

 

◆第1部 被害 金武町(伊芸・屋嘉)

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キャンプ・ハンセンの都市型訓練施設の裏手で大規模な山火事が発生。火の手は住宅近くまで迫った=2008年3月26日午後6時

 

 2015年12月18日昼すぎ。金武町屋嘉に近い米軍キャンプ・ハンセン内レンジ5付近で発生した山火事は、夜になっても勢いが収まらなかった。鎮火したのは翌日の昼前。およそ22時間で約24ヘクタールを焼失した。

 

 「鉄が焦げた臭いと煙、燃えかすの灰が迫ってきた。恐ろしかった」。屋嘉に住む久高栄一さん(72)は当時の様子をこう振り返る。

 

 米軍ヘリが上空から水をまき、消火活動をした。火の勢いが衰えていないにもかかわらず、米軍は「日没」を理由にまだ明るい夕方、消火活動をやめた。

 

 乾燥し、強い北風という気象条件も相まって、火の勢いは夜になって増し、レンジ5南側に位置する久高さんの自宅に迫るかのようだった。「煙に有害物質は含まれていないのか。健康被害はないのか」。庭に降り積もる灰を見ながら不安が募ったという。

 

 火災の原因はえい光弾や照明弾、迫撃砲などを使う米軍の実弾射撃訓練だ。米軍基地や施設の使用条件を定めた「5・15メモ」では、県内の陸上部では北部訓練場、キャンプ・ハンセン、シュワブで実弾射撃訓練が認められている。

 

 その実弾訓練でハンセン、シュワブではたびたび火災が発生している。県のまとめでは1972年の復帰からこれまでに616件の火災が発生。焼失面積は3852ヘクタール那覇(3957ヘクタール)の面積に匹敵する。97年9月にはハンセンで復帰後最大となる約298ヘクタールを焼失する大規模火災も発生した。

 

 実弾射撃だけでなく、不発弾処理廃弾処理でも大規模な火災は発生しており、2008年3月に金武町伊芸区に近いレンジ4で爆発とともに発生した山火事は沖縄自動車道の500メートルまで火の手が迫った。

 

 伊芸区や屋嘉区は戦前から豊かな山林資源が生活の支えだった。山からまきやカヤを切り出し生計を立てた。地域一帯には「山は、祖先からの公共の財産」との共通した認識がある。

 

 1947年、演習場として強制接収されて以降、実弾射撃で山の形は変わり、豊かな自然は失われた。「戦前から山の形は大きく変わった」。伊芸区の山里均区長は声を落とす。その上で、「本音で言えば訓練はやめてほしい。それができないなら、米軍の初動体制を含め、消火機能を強化すべきだ」と訴えた。

 

 不意に発生する山火事。「いつ、どのような訓練をしているのか」。地元の切実な問い掛けに、米軍は「運用上の理由」を根拠に、詳細は明かさない。(「沖縄・基地白書」取材班・大野亨恭)

 


[メモ]立ち入り拒む 地位協定3条

 

 米軍の演習による山火事や航空機の墜落事故などが発生した際、日本側は調査のための立ち入りを求めるが、速やかに認められるケースは少ない。早期に事件・事故を発見した米軍から地域住民へ直接伝えられる仕組みもない。壁となっているのは、施設、区域内外の管理を定めた日米地位協定3条だ。

 

 県は昨年、新たにまとめた地位協定改定項目の3条関連で、山火事発生時に地元市町村や住民への速やかな情報提供を求めた。併せて、具体的な訓練・演習内容の通知も要請したが、米軍は「運用上の理由」を盾に応じていない。

 

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意見書・決議 | 金武町 Official Site

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思い起こせば一年前も、

 

2017年10月11日

高江でCH53米軍ヘリが炎上墜落。

そして金武町のキャンプ・ハンセンで山火事。

これが沖縄で同時におこっていることだった。

消火活動もろくにせず、沖縄の山をめちゃくちゃにする米軍基地。

 

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今もひどい。
連続で米軍施設内の山火事が続いている。

2018年10月26日
米軍キャンプ・ハンセン基地レンジ7付近で山火事、
火災は19時間続き、
被災面積は1万2千平方メートル!


どうしてくれるんだ!
本気で山火事防止対策をしているとはとても思えない !

 

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その四日後、今度はキャンプシュワブだ。


2018年10月30日

米軍キャンプ・シュワブ内で廃弾処理による山火事が発生

在沖米軍施設内での山火事は今年7件目

常に標的にされ、赤土を流す、 この山の姿を見てくれ。

 

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2018年11月8日

そして今月に入り、また再びキャンプハンセン

キャンプ・ハンセンの第一廃弾処理場付近で山火事が発生
今年に入って県内米軍施設内の山火事は8件目

廃弾処理とは、不発だったり使用期限切れの銃弾や砲弾を爆破し処理する。

 

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