沖縄不在で米軍と日本政府がリスト化した沖縄返還協定 A 表。
施設番号 FAC6039 は、砂辺倉庫です。
1967年 砂辺倉庫
1967年 米軍の倉庫として使用開始。
1972年5月15日 「砂辺倉庫」と「空軍家具修理所」が統合され、「砂辺倉庫」として提供開始(使用主目的:倉庫)。沖縄県「米軍基地環境カルテ・砂辺倉庫」(平成29年3月)
嘉手納基地の砂辺海岸側にあります。
嘉手納基地には飛行場からゴルフ場、各種学校から遊興施設までなんでもある米空軍の贅沢で巨大なエリアですが、それでもまだ外に施設が必要なんですかね。贅沢で巨大な米軍住宅用家具*1の修理所だった。
返還後に記録された写真
北谷町砂辺の住宅地内に、一種独特の倉庫群があります。ここは元々米軍の軍用地で、倉庫や家具などの修理工場が有った所だそうです。現在は返還を受け、倉庫や事務所などに使われています。
倉庫に薄く残る、建物の管理ナンバーが、前歴を教えてくれます。
所在地:北谷村字砂辺
広 さ:約 2,547 ㎡
沖縄県「米軍基地環境カルテ・砂辺倉庫」(平成29年3月)
1993年6月30日 返還
返還前は、民間会社の倉庫2棟を家具修理施設として空軍が使用していた。現在では、企業が利用している
沖縄県知事公室 基地対策課「沖縄の米軍基地」(平成15年12月)p. 194.
嘉手納第1ゲートの近く。およその場所。南側が砂辺倉庫、北側が砂辺陸軍補助施設。米軍は遊休化した土地もなかなか返還しない。
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*1:米軍住宅用の家具店がありますので機会あればご覧ください。