第34海軍建設大隊
沖縄の臨時弾薬庫で弾薬の点検。
34th Naval Construction Battalion Cruisebook (1942-1945)
1942 - The 34th NCB was the first African American Seabee battalion in the Navy.
This Week in Seabee History (October 21 – 27) — Hampton Roads Seabee Ball
【訳】34th NCB の進歩的な性質と成功にもかかわらず、彼らは上司から公平な待遇を得るのに苦労した。
Breaking Down Barriers: The 34th Naval Construction Battalion « U.S. Navy Seabee Museum
米国の厳しい人種隔離政策 (segregation) のなか、1942年に初めて海軍建設大隊「第34海軍建設大隊」が編成されたが、当時は人種差別の根強い南部出身の白人将校をトップにおくなど、軍内の強烈な人種差別に悩まされた。
The joint communication center is under construction at the village of Yaji. The concrete mold is being built in the foreground.
黒人下士官の拒否など、人種差別に由来する様々な軋轢を抱えながらも、第34海軍建設大隊は1945年5月21日に泡瀬に到着、泡瀬飛行場や道路建設、石灰岩採掘、海軍弾薬庫、ジョイント通信センターなどの建設に携わった。他に幾つもの黒人部隊が沖縄での建設や兵站、将校宿舎のスチュワード (給仕) などに関わり、それだけ地元住民と接触する機会も多かったが、比較して彼らの存在にフォーカスする写真記録はあまりに少ない。
第34海軍建設大隊クルーズブックから、ダイナマイト弾薬庫の建設
34th Naval Construction Battalion Cruisebook (1942-1945)
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米陸軍の黒人部隊については後にまとめる。
米陸軍: Member of 79th Heavy Sig Const. Bn. working at Yonabaru.
第79軍重装通信建設大隊の兵士。与那原で作業中。与那原。1945年11月