- CINCPAC-CINCPOA 報告 第53-45 (1945年2月28日)
- 沖縄北部
- 上陸案
- 小禄飛行場
- 読谷飛行場 (北飛行場)
- 嘉手納飛行場 (中飛行場)
- 牧港飛行場
- 与那原飛行場
- 糸満秘密飛行場
- 慶良間諸島
- 久米島
CINCPAC-CINCPOA 報告 第53-45 (1945年2月28日)
米軍は沖縄上陸作戦に先駆け、1944年10月10日の「十・十空襲」で空爆を行う一方で膨大な空中写真を撮影し、それをもとに日本軍の軍施設を徹底的に解析した。解析された資料は一か月後の11月15日に既にリリースされ、下の報告書は、沖縄上陸作戦一か月前のリバイズ版となる。
米陸軍公刊戦史から
アメリカの諜報機関によって作成されたターゲットマップは、島の地形と開発された施設について知られているすべてを表していた。この地図、縮尺1:25,000は、1944年9月29日と10月10日に取得された航空写真に基づいており、1945年3月1日頃に配備された。
沖縄戦に向けての米海軍による偵察資料
Okinawa Gunto cincpac-cincpoa (Commander-in-Chief, Pacific Command and Commander in Chief, Pacific Ocean Areas) bulletin 53-45; Februrary 28 1945
太平洋艦隊司令長官 兼 太平洋戦域最高司令官 報告 第53-45 (1945年2月28日)
沖縄島の主要な日本軍施設
主な軍事施設が朱色で示される。
沖縄南部
沖縄中部の軍事施設
4月1日に米軍が上陸する読谷・嘉手納を含む地域の日本軍施設 (読谷飛行場・嘉手納飛行場)の解析
沖縄南部の軍事施設
日本海軍小禄飛行場 (現・那覇空港) の周辺を含む日本軍施設の解析
沖縄北部
本部半島
本部半島、今帰仁の日本軍秘匿基地を含む地域の解析
伊江島
上陸案
小禄飛行場
読谷飛行場 (北飛行場)
- 陸軍 沖縄北飛行場(読谷飛行場)
嘉手納飛行場 (中飛行場)
- 陸軍 沖縄中飛行場(嘉手納飛行場)
牧港飛行場
- 陸軍 沖縄南飛行場(仲西飛行場)は特攻用に建設予定されるも使用されることなく放棄される。接収後は米軍牧港飛行場として拡大される。
与那原飛行場
糸満秘密飛行場
慶良間諸島
米軍が1945年3月26日に上陸する慶良間諸島の解析
久米島
米軍は6月26日に久米島に上陸。その後、日本海軍通信隊 (鹿山隊) による虐殺事件が続いた。その日本軍の通信施設の場所も上陸以前から解析していた。
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