05 沖縄本島中南部にある米軍基地の状況は ?

Q&A Book /沖縄県 

第二章 米軍基地の現状と日米地位協定 

( 5 ) 沖縄本島中南部にある米軍基地の状況は ?

米軍基地でいっぱいだよ。

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沖縄本島中南部都市圏には、県民の8割以上(約120万人)が暮らし、その面積は北九州市、人口は広島市、人口密度は神戸市と同じ水準にあり、政令指定都市に匹敵する都市圏となっています。

 

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中南部都市圏の米軍基地(専用施設)が所在する9市町村には、市街地を分断する形で約6,587haもの米軍基地が存在しており、その割合は当該市町村面積の22.6%にもなります。

 

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たとえば、「世界一危険」とも言われる普天間飛行場も、そのような中南部都市圏の宜野湾市に所在し、市域面積の約25%を占めています。

 

このような米軍基地の存在は、長期にわたり望ましい都市形成、交通体系の構築、産業・機能の集積などの地域振興を実現していく上で大きな障害となっています。

 

在日米軍再編においては、宜野湾市普天間飛行場浦添市の牧港補給地区など嘉手納飛行場より南の施設・区域の返還が、日米両政府により合意されています。

 

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米軍基地が返還されることで、跡地の有効活用が可能になり、沖縄全体の今後の振興・発展につながっていくことが期待されています。(Q12参照)

 

※1 基地面積(専用施設)、人口は平成29年1月1日現在
※2 市町村等面積は平成28年10月1日

 

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