三和 NBD 施設
三和 NBD 施設 (Miwa NDB Site)*1 とは、糸満市の喜屋武半島、三和にあった米軍の航空交通管制施設、三和コンパス・ロケーター無指向性無線標識施設 NBD (Non-Directional Radio Beacon) のこと。沖縄返還協定の了解覚書 C表 において、日本政府に移管された。
NBD は航空路用の無線標識局の一種で、長波あるいは中波帯を利用して、360°の全方向に無指向性電波を発射する。
1972年5月15日の日米合同委員会において合意された民間航空分科委員会の覚書によれば、沖縄返還に際して、日本政府に移管される沖縄にある米軍の航空交通管制施設のひとつとしてとして挙げられている*2。
a . 那覇飛行場の対空通信施設を含む管制塔施設
b. 那覇飛行場の送信及び受信施設
c. 三和コンパス・ロケーター(無指向性無線標識(ND B)施設)
d. 南大東、久米、石垣及び与那国のN D B施設
e. ローカライザー、グライド・スロープ、ミドル・マーカーを含む那覇飛行場計器着陸システム( I L S )
f. 那覇飛行場戦術航法援助( T A C A N)施設
g.合衆国空軍が所有し、-現在A R I N Cが連用する離島空港用及び島嶼間航行用通信施設を構成する機器
場所
26°6'6"N 127°39'54"E
昔懐かしいNDB局のアンテナが無くなっていました。2012年初めに落雷で使用不能になり8月に撤去したそうです。 a/k/a飛行少年
沖縄NDB | 上欄に同じ | N26°06′E127°40′沖縄県糸満市 | 308 | 400 | なし | OK | 24時間 | 昭和47年5月15日(平成3年3月9日から供用再開) | なし |
沖縄NDB局舎撤去工事 入札登録日 2012.12.17
現在はまだフェンスが残っているもよう。
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