FAC6076 陸軍貯油施設
1945年4月1日 - パイプラインの建設開始
4月1日、沖縄戦で沖縄島に上陸した米軍は、沖の補給船から嘉手納までのパイプラインとタンク敷設にとりかかる。嘉手納、北谷、那覇、具志川にタンク・ファームを建設。
1945年4月4日『沖縄攻略のためのインフラ整備』 - 〜シリーズ沖縄戦〜
1952年4月 - パイプラインの増設
那覇~嘉手納、嘉手納~具志川、伊佐~普天間間にパイプライン敷設。
本来道路として作られたものでは無いという事か、土地の形状に従って、大きなアップダウンが続きます。しかし、幾ら送油管だといっても、これだけアップダウンがあると問題も無かったのかななどとも思ってしまいます。
1972年5月15日 - 「陸軍貯油施設」の提供
- 金武第1タンク・ファーム (Chimu-Wan tank farm No. 1)
- 金武第2タンク・ファーム (Chimu-Wan tank farm No. 2)
- 金武第3タンク・ファーム (Chimu-Wan tank farm No. 3)
- 天願ブースター・ステーション (Tengan Booster Station)
- 桑江第1タンク・ファーム (Camp Kue tank farm No. 1)
- 桑江第2タンク・ファーム (Camp Kue tank farm No. 2)
- 桑江ブースター・ステーション (Camp Kue Booster Station)
またこれらをつなぐパイプライン。
以上の施設をまとめ、改めて日本政府が米軍に提供することとなる。
FAC6076 陸軍貯油施設 (Army POL depots)
金武湾側
桑江ブースターステーション (11,000㎡) は2003年3月31日にキャンプ桑江の北側返還と共に返還された。
作成途中
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